―住まいと育児のプロが語る、家づくりのヒントも一緒に―
こんにちは、福岡東スタジオの保育士・川間です。
もうすぐ年末年始。家族での帰省や旅行が増えるこの季節、小さなお子さまとの移動をどう快適に乗り切るか、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
新幹線や飛行機、車での長距離移動の中でも、お子さまが飽きずに静かに楽しめる「持ち運びおもちゃ」は、子育て家庭にとって心強い味方。
今回は、保育の現場でも人気の高い「音が出ない・散らからない・繰り返し使える」おすすめおもちゃをご紹介します。
さらに、長崎材木店としての視点で「家づくりの中で子育てをラクにする工夫」についても少し触れていますので、これから家づくりを考えるご家庭も、ぜひ参考にしてくださいね。
バッグにもリュックにもすっぽり収まるサイズ感が嬉しいミニ絵本。
クイズや「かくれんぼ」要素のある絵本なら、飽きずに繰り返し楽しめます。
指先を使うことで集中力も育まれ、静かに遊ぶにはぴったりです。
水を入れた専用ペンで塗ると色が出て、乾くとまた元通りに。
服や座席が汚れないので移動中でも安心。
繰り返し使えるためコスパもよく、兄弟がいる家庭にもおすすめです。
乗り物好きのお子さまに大人気。マグネットタイプのシート絵本は、
ごっこ遊びも広がり、想像力が育ちます。落ちにくく、散らからないのも◎。
絵本の中にクマのぬいぐるみが登場し、汽車や飛行機に乗って旅をする仕掛け。
親子でオリジナルの物語をつくりながら遊べます。
布製なので音も出ず、やさしい手触りも魅力です。
「はたらくくるま」「おしゃれプリンセス」などテーマ豊富。
貼ってはがせるだけでなく、迷路やクイズ、ぬりえもセットで長時間遊べます。
外出先でのおもちゃとして1冊あると安心です。
年齢によっては「自分専用のカメラ」が特別なアイテムに。
旅の途中で「自分の視点で残す」という体験は、成長のきっかけにもなります。
年末年始に限らず、お子さまとの暮らしでは「遊び」と「片付け」が毎日のテーマ。
長崎材木店の家づくりでは、子どもが遊びやすく、片付けやすい空間設計もご提案しています。
たとえば…
リビング横に設ける小さなファミリースペース(絵本・おもちゃを出しっぱなしにできる)
可動棚や引き出し収納付きの造作カウンター(お絵かき→すぐ片付け)
玄関そばのワンアクション収納(帰宅後すぐにバッグ・上着・帽子を片付ける習慣)
「おもちゃが散らからない家」は、片付けをラクにすることで親のストレスを減らし、
結果的に家族全体の“心地よさ”にもつながるのです。
Q. 年末年始の移動におすすめのおもちゃの条件は?
→ 音が出ない・コンパクト・繰り返し使える・片手で遊べる…といった要素が大切です。
Q. 車移動と電車移動で向いているおもちゃは違いますか?
→ 電車や飛行機では「静かさ」が最優先。車なら多少音が出てもOKですが、落としても拾いやすいサイズ感が重要です。
Q. 家づくりで子どもが遊びやすく、片付けやすい工夫はできますか?
→ できます。収納の高さ、棚の奥行き、動線の設計などで、遊びと片付けのしやすさは大きく変わります。ご相談時に年齢や遊び方もぜひ教えてください。
Q. 帰省や旅行から帰ってきた後の“片付けやすい家”って?
→ 玄関土間収納、ウォークスルーパントリーなど、「とりあえず置けるスペース」があると、後片付けがスムーズです。
移動中に役立つおもちゃ選びも、家づくりの収納や動線も、
すべては“子どもとの暮らしをどう快適にするか”につながっています。
長崎材木店では、子育て家庭のリアルな暮らしを考えた設計や提案を行っています。
ぜひ、保育士や設計士との会話のなかで「日々の困りごと」もお聞かせくださいね。
それでは、良いお年をお過ごしください!
執筆:保育士 川間
私たち長崎材木店一級建築士事務所は、“より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。