こんにちは、福岡東スタジオ設計士の西田です。
先日読んだスタイリストの金子綾さんの本を読みながら
家づくりと重なるものがあったので、
今日は服と家の話をします。
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梅雨入りは遅れているようですが、これから暑い夏も本格始動しますね。
みなさん、衣替えされましたか?
ご自宅のクローゼット(ワードローブ)にはどんな服がありますか。
「昨年・一昨年流行したときに買った服がたくさんある」
「買ったはいいが一度も着たことがない服がある」
流行の服はその季はすごく活躍しますが、
翌年には一度も着る機会がなかった、、そんな経験ありませんか。
わたしも学生の頃はそんなことも多々、、
だから季節が変わるたびに「着る服がない!」と買い物にでかけていました。
ただここ数年、私のワードローブに変わらず残っているものもありました。
デニムと無地のTシャツです。
毎年少しずつデザインが変わるものもありますが通年変わらず着れる服として残っています。
わたしにとっては流行に左右されない「わたしの定番」みたいなモノです。
服にも流行があるように、もちろん家にも流行があります。
一般的に使われる壁紙(クロス)のカタログは毎年デザインが変わります。
流行としてピックアップされるデザインは3年後には残っていないことも多々。
家は服とはちがって飽きたり、流行が変わっても簡単に変えられるものではないからこそ
何年立っても褪せず残っていく家をつくって行きたいです。
「流行っているから」だけの家ではなく、住まわれる方がずっと大事にしていけるモノを汲み取って
間取りや素材、暮らし方のご提案をしていきたいです。
みなさんにも、変わらず好きなモノってありませんか。
ワードローブに数年残る服のような、
理由はなくてもなんとなく手に取る、定番のもの_____
お家づくりをされる際、ぜひお聞かせください。
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