余白の魅力 福岡東スタジオ
こんにちは 福岡東スタジオ西田です。
みなさん「余白」って意識したことはありますか?
ここ最近ではInstagramでも余白を意識した写真、
撮った写真を白枠で編集されたもの、たくさんみませんか?
「余白」は見せたいモノを引き立ててくれます。
わたしも幼い頃、よく書道の恩師に言われていました。
「字の迫力はいいけど余白を意識していない」
きれいに書けた字も一枚の紙の中で余白とのバランスが悪いと引き立たない、
そう言われていました。
「余白」がつくりだす 落ち着きや余裕、引き立てる力や自由度・・多くの魅力があります。
お家づくりでもそうですが、余白が空間を豊かにしてくれることも多々。
ついつい、憧れのタイルや好きな色や流行の柄、素材を新しいお家に取り入れたい!
というご要望も多いんです。
わかります。ただ詰め込み過ぎはよくありません。
その中からお部屋の用途に合わせて、そして余白のバランスをみてコーディネートしましょう。
ちょっと物足りないくらいがちょうどいいです(西田持論です)
雑貨や植物の仲間入り、照明などのひかりがアクセントになってくれます。
「余白」を意識して以下の写真、見てみてください。
▼ 階段の両サイドの白い壁
黒のアイアン手すりや壁掛け時計を引き立てます。
左右の壁「余白」は照明のひかり、窓から階段越しに影を演出中です。
気分で右壁前に家具や植物を置いてもよし
左壁にはポスターを飾ってもよし
▼ カウンター正面の白い壁
カウンター・窓枠・椅子と同色の木の色でベースをシンプルにつくり
お気に入りの写真や某デザインハウスの生地を引き立てます。
これ、わたしも家でやっています^ ^
写真やポストカードを貼る際はマスキングテープで無造作に貼ったり
目立たない虫ピンがオススメ!
きっと家族のイベントのたびに更新されることでしょう ・・
▼ タイルとモルタル塗りの壁
昔を思いださせるデザインタイルはあくまでもサブ。
モルタル壁に等間隔に固定した足場板。
そこに長年集めた食器や雑貨をバランス良く配置。
みせたいモノはデザインされたタイルの壁でなくモルタルの壁を背景に。
モノが多くても大きさや種類ごとに配置しつつ余白をつくった配置。
モノ持ちさんの統一感、上級者です!
いかがですか?
「余白」といっても具体的な正解はありませんが
前述したとおり 落ち着きや余裕、引き立てる力や自由度 ・・
余白があることで生まれる相乗効果は確かにあります。
プランニングや仕様決め際、少しだけ「余白」を意識してみると
より魅力的な空間になるはずです!