ご存じの方が多いと思いますが、
これから建築を考えてる方に、ほぼ該当してくる住宅ローン減税について簡単にご案内します。
2022年の住宅ローン控除の変更点の中で
一番注目すべきは、控除率の引き下げです。
控除率 1% ➡ 0.7%へ
2021年の年末までは1%の減税が受けられ、
銀行の低金利化で住宅ローン控除の適用金利より上回る減税が行われたことで、
結果として利益となってしまう人が増えたことが問題視されていました。
例えば、銀行から変動金利で0.7%程度の低金利でお借り入れをした人は、 2021年の年末までは住宅ローン控除が1%、 結果:減税を受けられる期間はずっと0.3%の利益を得ることができることになります。 そもそも、住宅ローン減税は住宅ローンの金利負担を軽減する為の制度となります。 ・・・逆に考えると、 今回発表のあった住宅ローン減税対象期間の2025年までは ある程度の銀行金利は低金利で推移すると考えることが出来るかもしれません。 ※勝手な推測ですのでご理解下さい(汗) ただ金利の安い変動金利ばかりを焦点にすることもリスクがありますので、 今後の動きに合わせて” お借り換えの検討 ”や ” 計画的な繰り上げ返済 "等は、頭の隅に置いておいてくださいね。 もっと詳しい話が聞きたい方はお声掛けください! その他にも下記のような部分が変更となっています。
住民税から引ける分が課税総所得金額等の5%(最高9.75万円)へ引き下げ
所得制限が3,000万円から2,000万円へ
対象の住宅の種類により借入限度額が変わる
合計所得金額1,000万円以下であれば40㎡以上50㎡以下の住宅も適用可能に
実際のところ、この制度だけではなく物価高による建築費用高騰はこれからも続いていきます。
2~3年後に計画をされている方もいらっしゃると思いますが、
後になればなる程、全体的に費用面が気になるところです....。
※土地価格もどんどん上がってきています....(泣)
家づくりに関してご相談がある方はご気軽にお問合せ頂ければと思います。
注文住宅事業部 山崎
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