社内の名作チェアをご紹介!Part1
こんにちは。設計士の眞島 です!
これから社内の事務所、モデルハウスにある名作と言われている椅子をご紹介していきます。
今回ご紹介するのは「Yチェア」!
もしかしたら見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。
この椅子は20世紀を代表する家具デザイナー「ハンス・J・ウェグナー」が「カール・ハンセン&サン」という、現在ではデンマークで100年以上続いている家具製作会社のためにデザインしました。
この椅子は「CH24」が正式名称で、背もたれの支柱がY字になっていることから「Yチェア」と呼ばれるようになりました。
ウェグナーは中国の椅子「圏椅(クァン・イ)」と「曲ろく(キョクロク)」を本で目にし、それを参考にしてYチェアをデザインしたといわれています。
特徴は、Y字に伸びた背もたれ、大きく弧を描いたアーム、紙でできた紐(ペーパーコード)の座面です。
実際に座ってみると、硬い板よりも少し柔軟性を持たせたペーパーコードの座面により快適な座り心地を感じられます。
ペーパーコードは通気性がいいので、夏は涼しく、冬は冷やっとしないのもいいですね!
そして、背中から体の横に伸びてくるアームに肘をかけるとまた良い座り心地を感じられます。
ダイニングチェアとして使用されるのが一般的ですが、時にはウッドデッキに置いてくつろぐのも気持ちがいいかもしれませんね!
そして、Yチェアのアームを下の写真のようにデスクに引っ掛けて脚を浮かせると、床を掃除しやすくなります!
知る人ぞ知る豆知識です!
このYチェアは、福岡東スタジオのモデルハウス「シーンを楽しむ家」
https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/model/case-study-house/
に実際に置かれています。
ご見学やお打ち合わせに来られた際にぜひ一度座って体感してみてはいかがでしょうか!
今後も様々な名作チェアをご紹介していきます!
お楽しみに!
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