社内の名作チェアをご紹介!Part3
こんにちは!設計士の眞島 です。
今日は社内の事務所やモデルハウスにある名作といわれている椅子のご紹介、第3弾です!
今日ご紹介するのは、「エッグチェア」!
この椅子は1958年に北欧デンマークのデザイナー「アルネ・ヤコブセン」によってデザインされ、同じくヤコブセン設計のラディソンSASロイヤルホテルに最初に置かれました。
特徴は何といってもこの卵のように丸みを帯びたフォルムですね!座った時に背もたれから肩の上まで丸みを帯びて体全体を包み込むような形状になっています。ちなみにこの特徴的なフォルムはヤコブセンが石膏を使用して試行錯誤しながら形にしたと言われています。
硬質発泡ポリウレタンを使用した成形家具は今では当たり前のようにありますが、当時は世界初の発想でした。
水平垂直によって構成されたラディソンSASロイヤルホテルに対し曲線ばかりを扱ったエッグチェアが形状的な対比を生み出しているのも面白いところです。
椅子自体が大きく、置く場所をその時その時に変えることは難しいですが、景色がよく抜ける場所に置いて自分だけのひと休みする空間を作ることができます。それに加え、エッグチェアを置くことで部屋のアクセントにもなり、魅力のある北欧空間に近づけられると思います。
実際に座ってみると後ろに少し傾いた座面と丸みを帯びた背もたれによる安心感、硬質発泡ポリウレタンによる柔らかすぎず硬すぎないちょうどいい弾力性を感じられます。
また、座った時に肩の上まで丸みを帯びた背もたれがきて、顔の横まで囲まれているような感覚になるので、広い空間でも一人の空間のように感じさせてくれます。
この椅子をおくだけでひとつの書斎ができてしまうといっても過言ではありません。座って本を読んだり、外に見える景色を眺めたりすることで自分だけの世界に入ることができてしまう素晴らしい椅子、一度座ってみてはいかがでしょうか。
この椅子は福岡東スタジオに先日オープンした新モデルハウス「平屋ベースの庭とつながる上質な木の家」に置かれています!
お打合せやご見学の際に座ってみてください!
今後も様々な名作チェアをご紹介していきます!
お楽しみに!
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