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社内の名作チェアをご紹介!Part5

こんにちは!設計士の眞島 です。

今日は社内の事務所やモデルハウスにある名作といわれている椅子のご紹介、第5弾です!

今日ご紹介するのは、「スパニッシュチェア」!

この椅子は、1959年にデンマークの家具デザイナー「ボーエ・モーエンセン」によって自邸用としてデザインされました。

モーエンセンは元々スペインが好きで、度々旅行へ行っていました。その際に見かけたスペインの貴族階級の椅子からインスピレーションを受け、デザインされたのがこの椅子だと言われています。

座面と背もたれには厚手の革を使用しており、使っていくうちに自分の体に馴染んできます。しかしその反面、月日が経っていくうちにどうしても伸びてしまいます。そこでこの椅子は座面と背もたれの裏側にベルトがつけられており、革が伸びてきてもベルトで張り具合を調節できるようになっています。(裏側のベルトの写真)↓

そして、座面の高さは一般的に約40cmなのに対し、この椅子は約30cmと少し低めにデザインされています。それに加え少し角度がついており、座った時に全体重を椅子に預けやすくなっています。

特徴的なのは座面と背もたれだけではありません。ひじ掛けになる部分のアームは幅が約15cmあり、ひじ掛けとしての機能に加えてサイドテーブルとしても使うことができます。(ひじ掛け部分にコップを置いた写真)↓

このアーム部分に本を置いたりお酒のグラスを置いたりして寛ぐこともできます。ちなみにモーエンセンは大のお酒好きとも言われています。飲みすぎで失態を犯して刑務所にいたこともあるのだとか、、、。

実際に座ってみると、座面の角度と革独自の柔軟性により体の力が抜けるような感覚になり、いつのまにか自然と広いアーム部分にひじを掛けていました。お酒を飲みながら寛ぎたいな~、、なんて気持ちにもなります。

革の経年変化を楽しみたい方、本を読みながらお酒を飲みながら寛ぎたい方、ぜひ一度座ってみてはいかがでしょうか!

「スパニッシュチェア」は、福岡東スタジオのモデルハウス「シーンを楽しむ家」

https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/model/case-study-house/

に実際に置かれています。

ご見学やお打ち合わせに来られた際にぜひ一度座って体感してみてはいかがでしょうか!

今後も様々な名作チェアをご紹介していきます!

お楽しみに!

 

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