みなさんこんにちは!
福岡東スタジオ設計士の宮崎です!
今年の夏、設計の研修でアメリカに行ってきました!
シカゴ→ピッツバーグ→ニューヨーク^^
私、英語がまったく喋れないのですが…
アメリカの方は寛大な人ばかりで、
中学レベルの英語でもなんとか、気持ちを伝えることができました笑
さてさて今回は、
アメリカ研修で見てきた建物をいくつかご紹介!
突然ですが、みなさんは「フランク・ロイド・ライト」という方を知っていますか?
建築業界では知らない人はいません!って断言できるぐらい有名な建築家なのです!
今回はこの方の作品をいくつかご紹介させていただきます^^
「フランク・ロイド・ライト自邸」
1888年、ライトが上司のサリヴァンに5千ドルを借りて建てた、イリノイ州にあるライトのスタジオ(設計事務所)兼自邸。
このスタジオで、ライトと所員達は20世紀の最重要建築となった建物をたくさん設計することになります。
「ウィンズロー邸」
ライトの自邸と同じイリノイ州にあり、ライトの住宅建築の出発点とも言われているこのウィンズロー邸。
総2階の単純な形にもかかわらず、バランスの取れた外観が素晴らしく、世界的に高く評価されている建築のひとつです^^
「ユニティー・テンプル」
シカゴにあるライトが手掛けたものとしては、世界で唯一の公共建築であるこちらの教会。
約100年前に建てられたこちらの建築。
一見、普通の建築にも見えますが、
当時の教会建築は下のような建物ばかりでした↓
(ユニティーテンプルと道路を挟んで反対側にある教会)
道路に面しての大きな入口!階段!ステンドグラス!左上のようなシンボルの塔!
このようなゴシック建築と呼ばれる教会が立ち並ぶ時代の中、
「教会は、都会の喧騒から少し離れ、静かに過ごすべき空間」
という考え方をライトは大切にし、外観は道路からの窓は少なくデザインされ、
教会への入り口は下のような、目立たない通路を通っていきます
メイン道路から離れた、教会の入り口がこちら
「入り口」を教会の外壁が、挟み込むように設計され、
ここに立つと、道路からの「車の音」がほとんど聞こえないのです!
入口でいったん気持ちを落ち着かせてから、神聖な場所に入るという設計です^^
聖堂の中はこんな感じ!この個性的な照明もライトのデザインです!
「落水荘」
最後はピッツバーグにあるライトの代表作品の「落水荘」です!
滝の上に大胆に張り出されたバルコニーと、森の緑が建築を包み込むこの構図は、世界中の人々を惹きつけました^^
見学した前日に大雨が降ったことで、川の水量が増していたこともあり、とても迫力がありました!
上の写真のように、もともとその土地にあった「自然の岩」や「樹木」を建築の為に切ったり、どかしたりしない、そういう自然への配慮もこの建築家の魅力の一つです
以上で、アメリカ研修で見てきた建築のほんの一部です!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
これからもブログで有名建築をアップしていきますので
お楽しみに~^^
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