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福岡県の設計事務所が解説。ネット系住宅ローン利用時の注意点

ネット系住宅ローンは、低金利で非常に魅力的な選択肢となりますが、利用時にはいくつかの注意点があります。これらのローンを利用する際には、金利の低さだけでなく、手続きや時間的な面でも慎重な確認が必要です。

ネット系住宅ローンのメリット

まず、ネット系住宅ローンの大きな魅力はその金利の低さです。例えば、住信SBIネット銀行やauじぶん銀行などのネット銀行では、金利が0.3%台から0.5%程度と非常に低く、地方銀行や都市銀行の金利(0.5%〜0.7%)と比較しても明らかにお得です。金利が低いことは、長期的に見ると大きな経済的メリットとなります。

ネット系住宅ローンのデメリット

一方で、デメリットも存在します。以下の3点が主な注意点です。

1. 融資手数料が高い
ネット系住宅ローンでは、融資手数料が高額になることがあります。例えば、3500万円を借りた場合、融資手数料は77万円にもなることがあります。額が大きくなるほど、融資手数料の負担が大きくなるため、事前に確認しておくことが重要です。

2. 手続きが自分で行う必要がある
ネット系ローンでは、すべての手続きをオンラインで行うことになります。事前審査から本審査、契約書類の提出まで、すべて自分で行わなければならないため、手続きに不安がある方には負担に感じるかもしれません。また、書類に不備があった場合、再度郵送でのやり取りが必要となり、時間がかかることがあります。

3. 審査の時間がかかる場合がある
ネット系住宅ローンは審査のスピードに差があり、特に書類の不備があった場合、再提出までに時間がかかり、結果として契約が遅れる可能性があります。特に完成物件を購入する場合、契約から引き渡しまでの期間が限られているため、手続きが遅れると間に合わなくなることもあります。

事例紹介

実際にネット系住宅ローンを利用したお客様の事例では、審査がスムーズに進み、無事に契約を完了したケースもありますが、一方で、ネット系銀行の審査で落ちてしまうリスクも存在します。特に、審査の際に必要な書類が不完全だった場合、審査が長引き、最終的に契約が遅れることもあります。このような事例を避けるためには、事前に複数の銀行で審査を行い、最適な銀行を選ぶことが推奨されます。

まとめ

ネット系住宅ローンは低金利で非常に魅力的ですが、手続きが煩雑で時間がかかることもあります。特に、書類の不備や手続きの遅れがあると、スムーズに進まない可能性があります。注文住宅や新築の建売住宅を購入する際には、他の銀行と並行して事前審査を進めることをおすすめします。複数の銀行を同時進行で進めることで、手続きをスムーズに進め、ローンの選択肢を広げることができます。

ネット系住宅ローンを利用する際は、金利の低さに加え、手続きの煩雑さや審査にかかる時間をよく理解したうえで、計画的に進めることが大切です。

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