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にわログ~vol.3 車庫スペースの考え方~

皆様こんにちは!ガーデン事業部”にわつく”の馬場です。

三回目にして早いかもしれませんがもう言っちゃいます、毎月末は「おなじみ」の『にわログ』の出番です。

いつか「皆様お待ちかねの」という枕詞にしてみたいという願望もありますので、

「にわログ見たよ!」の反応を首を長くして待っております。笑

という訳で今日もとりあえずロゴを入れておきます。

このブログ以外で使用していないので、こちらは「おなじみ」になる気配はありません。笑

 

さて、

第三回目の今回は【車庫スペースの考え方】というテーマでお送りします。

私たちが普段、外構計画・デザインをする際に最初に取り掛かる場所でもあるのが「車庫スペース」です。

今回は、車庫に必要な寸法といったような決まりきった内容ではなく、車庫スペースを計画する際に普段私が考えていることをまとめてみようと思います。

実際に私がお手伝いさせて頂いた事例をもとにお送りします。

こちらのご新築のお宅ですが一見、手前に車庫があり、その奥にアプローチと門周りがあり、そして玄関へ繋がっている、シンプルな形に見えるかもしれません。

ですが、少し角度を変えてみると、

実は車庫の後ろに見えていたアプローチと門周りがナナメになっていることが分かるかと思います。

これで答えを言っちゃったようなものですが、私がいつも車庫スペースを考える際は『1台分×台数』という考え方はしません。

どのような車種が停まる想定をするか、買い替えにより大きな車になる可能性があるか、来客がどれくらいの数・頻度でありそうか。

などなど、車庫スペースにおいて絶対の正解は無くお客様それぞれに最適解は異なるはずだと思っています。

住宅の間取りも同じですね^^

実際のところ、「車庫はできるだけ広げたい!」「コンクリートにしてしまった方が草も生えないし!」というお声をよく頂きます。

それを否定するつもりは全くありません。その気持ちはよ~く分かります(*‘∀‘)

ですが仮にこの写真のお宅で2台分をスペースいっぱいに取っていたらどうなっていたでしょうか。上の写真で想像してみてください。

アプローチは短くなり玄関周りの空間の広がりは押さえられてしまい、

壁の後ろの植栽は植えることが出来ず、背の高い建物と背の低い外構の壁だけでは空間に立体感が生まれず、

空間の広がりや立体感や、植栽による彩りを無くしてしまったとても無機質な外構計画になっていたと思います。

このような事を車庫スペース以外の部分でも考え、それぞれの敷地がきちんと生かされるようなデザインを目指しています。

先述したように、これが正解とは全く思っていません。

ですが一番勿体ないのは、少し工夫することで生まれる価値に気づかないまま、目の前の利便さや快適さだけで決めてしまうことだと思っています。私自身も普段気を付けています^^

樹木や草花が鮮やかな季節なので、施工写真を撮りに行ってホームページにも上げていきたいと思います。その時はお知らせしますので是非ご覧いただければと思います。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた次回もお楽しみに!

 

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