私たちの住まいは、住宅街から一本奥まった森を臨む、閑静な場所にあります。
元々、祖母の家が建っていたこの土地の広さを生かし、開放的な平屋にすることを決めました。
スッキリと統一感のあるデザインが空間に広がりを持たせ、木の温もりと窓からの景色が心にゆとりを生み出してくれます。
家の中で、特に主人が気に入っているのが、リビングの勾配天井。
白い壁に杉板と梁が映え、穏やかな勾配が空間にゆとりを持たせてくれ、大好きな場所の一つです。
「玄関は思いきり広く」「リビングは勾配天井に」といった私たちの希望も反映しつつ、スッキリと統一感のある家に仕上がったのは流石だなと思いました。
私たちが心掛けたのは、ナチュラルな雰囲気の中にも、どこかシックで洗練された家づくり。
キッチンと寝室の塗り壁はさりげなくネイビーで合わせたり、浴室には室内と同じような木目模様の壁を取り付け、色味や素材を統一しました。
「ごちゃごちゃした感じにしたくない」という私たちの思いがかないました。
リビングからお庭へとウッドデッキが続き、縁側のように寛げるのも魅力ですね。
お天気の良い日は、風にそよぐ木々の緑を眺め和んでいます。
幼い頃から慣れ親しんできた祖母の家のように、縁側で過ごすことが嬉しいです。
これからは植栽やガーデニングをして、庭にもっと彩りをプラスしたいと思います。