色々な影響
コロナの影響でもっぱら家飲みがメインになってしまった。
先日、行きつけの近くの酒屋に散歩を兼ねて行った。徒歩で10分
ここの酒屋、こだわりの焼酎やワインを扱っているのだが
お気に入りの少量生産の焼酎を買おうと思って行ったのだが既に完売とのこと。
確か先週の土曜日までは20本ほど在庫があったのだが
店主に聞くと、ある有名な人がネットで理想の味と、アップしたところ
注文が殺到して即日完売してしまったとのこと。東京から注文が殺到したそうだ。
悔しかったので、こちらの方もネットで検索して手に入れることにした。
千葉の酒屋でやっとヒットした。千葉・・・・・
歩いて10分で買えた酒を千葉の酒屋から買うことになった。
送料は確か1000円、複雑な心境である。
先日も同じ様なことがあった。
田舎の酒屋に全国からネット注文が殺到するなんて正直びっくりしている。
このお店、コロナ対策ということも兼ねて半年前ほど前からネットを始めたとのこと。
限定品やインフルーエンサーが称賛すればするほどほど
ネットは地域を超えて物は売れていく。田舎の酒屋と言ってもう侮れない。
見つけたら迷わず買わないと後悔することになる。
また、あるところで最近聞いた話だが、ウイスキーの価格が高騰しているそうである。
オークションで一本 2億1750万円(150万英ポンド)の価格がついたとのこと。信じられない。
現在ウイスキーはワインのように投機の対象となっているようだ。
それに釣られてウイスキーの価格もじわりと上がってきているようだ。
話は変わるが、我々の仕事に直結する情報なのだが、
中国の好景気とアメリカの住宅バブルの影響で輸入木材の流通が滞っているようだ。
現在アメリカでは街中を避けてリモートワークで郊外に家を建てる人が急増しているとのこと。
コロナの中、住宅はバブルの様相である。当然、木材は米国内消費に当てられる。
欧州の輸入木材に関しても海洋コンテナで運ぶのだが
中国では欧州向けの白物家電の輸出が好調でコンテナの買い占めがあったり
スエズ運河がコンテナ船の海難事故で一時通れなくなったり。
新型コロナウイルスの影響もあるのだろうか荷受け作業も遅延しているとのこと。
フィンランドなど欧州向けの木材の輸入にも影響を与えている。
国産材を使っているのだが、実はそれに釣られて国産材も品薄になり。
値上がりの様相や、資材の供給に問題が出てきているようだ。
外材を使うところでは建築自体が困難な状況も出てくる恐れもある。
ネットの発達や情報の発達、物流の国際化。コロナの蔓延。
日本国内のことだけを考えても間に合わない時代になってきた。
こだわりの品を扱う、酒屋については今後のことも考えて伏せておくことにする。