その3 例外 高い、安いについて
高いものには理由がある。安いものには訳がある。
安いものは自分の持っている価格的価値観よりも低いものということ。
高いものは自分の持っている価格的価値観より高いものということ。
ただし、いくつかこの原理原則から外れるものが存在する。
例えば書物、
人類の叡智をこめた哲学書や仏典、コーラン、聖書
名だたる文豪の書物が文庫など1000円程度で手軽に手に入る。
谷崎潤一郎、開高健、ヘミングウエー、ドラッカー、セネカ、ソロー、 etc……
グーテンベルクやルターのおかげかもしれない。
読みたい本があればAmazonが翌日届けてくれる。返品もOK !
その場でならば電子書籍。
音楽、
超一流の音楽家が自分の人生をかけて作り上げた楽曲や演奏を
2000円前後で所有し聴くことができる。エジソンに感謝。
(タレントものは?)アイドルもモーツアルトも同じ値段。
クラッシックやJAZZ、大人のロックなど
Apple Musicに入っているのでほぼ世の中の音楽は聴き放題。スティーブに感謝。
マニアックすぎる音源は無い時はあるが・・・・・
と言うことで、読むことと聴くことは、今時の言葉で言うとコスパがずば抜けて良い。
私の趣味は素敵な空間の中で超一流の演奏を聴いたりと本を読むこと。
一流の音楽家が音楽を奏で
人類の風雪に耐えた名著を読む。もちろん雑文も読む。
この二つの趣味で死ぬまで人生を味わい尽くせる。
まさに貴族のような生活である。
そして年に数回、美術館を訪ね、映画を観て、レコードショツプや骨董屋を訪ねる。
これほど安くて価格的パフオーマンスが高いものは無い。
高いものには理由がある。安いものには訳がある。
安いものは自分の持っている価格的価値観よりも低いものということ。
高いものは自分の持っている価格的価値観より高いものということ。
例外中の例外である。