なんだかなー
CDとレコードとデータ音楽について
CDに関してはまず、物体としての物はとりあえず成立するが
レコードまでのアイデンティティは存在しない。
再生装置さえあればいつでも
気軽に好みのアーティストをコレクションとして
一定の場所で聴く場合には有効である。
ただし現代においてはCDプレーヤーを持っている人間も少ない。
レコードに関しては、それなりのオーディオ装置を使って
しっかり聴き込む場合には有効である。それなりの装置を使いこなすには
それなりの音源が必要となり ジャンルもジャズなど楽器と演奏に
拘ったものに限定されていく。
サブスクリプション等のデータに関しては
編集操作性に優れている。更にBluetoothスピーカーさえあれば
どこでも音楽を楽しむことができる。
しかしながら好みのアーティストがいなければいくらデーターがあっても意味はないかも。
音楽をBGM的に聴くか、アーティストの作品として聴くかではこれらの作法は大きく異なる。
問題は好みのアーティストがいるか、どうか。
つまみ食い的に楽曲を聴くかどうかにある。
また現代においては、オーディオマニアは絶滅危惧種である。
現代の装置においては装置による目を見張るような大きな違いは少なく。
大音量を出すことでオーディオの本来の力量は試される。
現在、昔と違って大音量を出せるような住宅事情も変化した。
しかしながら、一番大きいのは聞き手の音楽に対する考え方の大きな変化である。
一眼レフカメラ、最新式スマホのカメラなども同じような図式となる。
なんだかなー
追記 2月6日(土)
久しぶりにオーディオ装置の前でレコードをかけてじっくりJAZZを堪能してみた。
Bluetoothで聴いていた同じ音楽だったが、臨場感や聞こえていなかった音が鳴ってびっくりした。
まだまだ。捨てたものでもない。