オリジナル塗壁材 「伊予西条壁」
久しぶりに材料のお話。
「伊予 西条壁」
長崎材木店、独自の配合によるオリジナルの塗壁材。
長い年月をかけて固 まった火山灰を精製し仕上げた壁材で多孔質な結晶体 でできており、
材料1キロあたりの表面積は130,000m²と 東京ドームのグラウンド面積13,000m²の10倍もの面積。
それゆえに空気中の湿気等を吸収放出し、さらには消臭機能にも優れている。
その材料を家一軒あた り平均で0.5トンも使用している。
しかしながら一番 の魅力は職人の手仕事による絶妙な光の陰影、優しい壁 の表情。
継ぎ目から汚れていく大量生産のクロスとは異 なり、
住まうほどに上質な空間に包まれ家族の心に安らぎ と憩いをもたらしてくれる。
※注1 「伊予の国」とは現在の愛媛県のことで、
江戸時代8つの藩と幕府直轄の天領に分かれており、
「伊予8藩」(西条・小松・今治・松山・大洲・新谷・吉田・宇和島)と呼ばれていたが、
明治4年の廃藩置県とその後の再編成で明治21年に現在の愛媛県となった。
※注2 西条(さいじょう)は、愛媛県の東予地方にある。
南は西日本最高峰の「石鎚山」、北は瀬戸内海に囲まれている。
気候は温暖で、良質な自噴水「うちぬき」に代表される豊かな自然環境と、
由緒ある寺や名湯といった魅力的な観光資源に恵まれ、
日本一の生産量を誇るはだか麦やあたご柿、春の七草など、多種多様な農作物の一大産地でもある。