自宅近くで家の新築工事が始まった。

朝6時。愛犬の散歩の時、横目で見ている。意外と楽しいものだ。

基礎ができたな。今日は土台を引いている。もうすぐ棟上げは近いのかなー

どんな人が住むのかなー? 現場はしっかり整理整頓が行き届いているなー

どんなデザインの家が建つのかなー

などと、日々の変化を同業ながら楽しい目で見ている。注目の的である。

変化の少ない風景の中でこれほど変化していくものはない。

反対にそれくらい近隣の目に留まっているし、少なからずともストレスもかけている。

現場はお客様からの預かり物。現場が荒れていると一事が万事である。

足場が取れ、現場の養生シートが外され、いよいよベールを脱ぐ。

一番ワクワクする瞬間でもある。

なかなかいい家作るなー。　　展示場はいいけどイマイチかな　などと品評をする。

そういった意味では現場はリアルな展示場でもある。

会社の力量や住む人のセンスも試される。