代表の想い。
長崎材木店の理念と家づくりへの想い
長崎材木店は、家を単なる建物として捉えるのではなく、家は「家族が暮らしを営む為の空間である」と定義。住まう人の人生を豊かにする「空間」としての住まいを提供しています。私たちの家づくりは、住まい手の想いをくみ取りつつも、設計力と技術力を強みに、顧客の想像を上回る空間を届けることを目指し、ただの機能ではなく住まいの持つ特別な価値を追求しています。工業製品には決して表現できない、唯一無二の住空間こそが、私たちが提供する価値です。
また、私たちの家づくりのベースは「暮らしと自然」。厳選した上質な木材を使い、建築と庭が融合する設計を追求し、土地の特性を活かした風景との調和を図ることで、住まう人にとっての特別な空間を創り出しています。断熱性能や日射調整などの細部にもこだわりながら、快適性とコストのバランスを追求し、質の高い空間づくりを実現しています。これにより、私たちの住まいは「機能」以上の「意味のある空間」として価値を持ち、長く愛されるものとなるのです。
理想の顧客と価値観
私たちが想定する理想の顧客は、物の本当の価値がわかる人たちです。ラグジュアリーよりも上質さを求め、街中よりも郊外での生活に安らぎを見出す傾向にあります。価値を見抜く目を持ち、少し高価でも「良いもの」を求める感性消費型の層に向けて、唯一無二の家を提供することが私たちの目標です。
重要なのは建物の価格ではなく、その住まいに込められた想いと意味です。世の中には「安いものが良い」という価値観を持つ人もいれば、「少し高くても良質なものを長く大切に」を求める人もいます。私たちは後者の「本物を求める」層に向けて、感性消費型の顧客に響くものづくりを心掛けています。
実際、私たちの家づくりの始まりも、経営者である「わたし自身が自分のため」に徹底的にこだわった理想の家を追い求めたことから始まりました。こうして生まれた「良いもの」が、やがてブランドの価値となり、商品として多くの顧客に支持されるようになったのです。
唯一無二のブランドとしての価値を創造する
長崎材木店が目指すのは、他所と比べて「ベター」な存在になることではなく、他と一線を画す「ディファレント」を目指すことです。比べるのではなく異なる価値を創り出すことであり、私たちは「何をやり、何をやらないか」を慎重に選択します。すべての人に好かれるメジャーなブランドを目指すのではなく、特定の価値観に共鳴する人々にのみ好かれることを大切にしています。
私たちのブランドは、家好きな人間が集まり、人間の本質に訴えかける感性が根幹にあります。顧客にとっての「安価」を求めるのではなく、少し高くても良いものを選ぶ感性消費型の顧客に向けた価値を提供しています。これは「本物の価値」を理解し、その特別な意味を理解する人たちに向けて創り出されるものです。
価値の伝達とブランド力の向上
私たちは、ただ建物を提供するだけでなく、顧客にその価値を伝えることにも注力しています。適正な価値であっても、その価値が伝わらなければ割高と感じられてしまうためです。価値を伝えるためには、顧客の頭の中にその住まいのイメージを描き、共感を得ることが重要です。そのために私たちは、聞くに値する存在であり、顧客に耳を傾け、価値を正確に伝えることに努めています。
長崎材木店が目指す未来
私たちの家づくりは、単なる建物を建てるのではなく、顧客の生活を豊かにする空間を提供することです。建築とは体験であり、空間を通じて人生を変える力を持っています。私たちは価値あるものを正当な対価で提供し、顧客が真に満足する住まいを提供し続けることで、唯一無二のブランドを築いていきます。
2024年11月10日 長崎材木店一級建築士事務所 代表 長崎秀人