その2 高い、安いについて
先日、カメラとレンズを買ってしまった。
2007年に結構いいカメラを買ったのだが
今回は相当奮発してしまった。
軽く片手は超えてしまう。怖くて言えない。
以前のもなかなかのカメラだったが時代の流れには勝てないようだ。
全然性能が違うらしい。デジタルの世界はこれだから困る。
要するにアナログと異なりデジタルの世界はまだまだ日進月歩なのである。
もしかして渋~くアナログカメラの方が賢い選択なのかもしれない。
以前はキャノン製であったが今回はSONY社製。なんと動画も撮れる。
たかだか写真を撮るのにこんな大金を払って
今の時代スマホで十分と言われそうだが
だからこそ、その性能を上回る超高性能カメラの出番となる。
でそんなカメラで何を撮るのということになるのだが
孫の写真を撮るわけでもない。もちろん孫などいない。
答えは建築写真、内部空間の陰影が特に素敵に表現できるとのこと。
陰翳礼讃ではないが、その微妙な表現をカメラに収めたい。
プロのカメラマンに任せるのも手であるが写したいシーンが異なる時がたまにある。
その家の一番いいところを切り取って残したい。
我々が設計施工した建物を素敵に表現したい。
それが最大の目的である。
昔のカメラと違ってそのあたりの「陰影の表現が格段に違う」とのこと。
「陰影の表現、、、、、」その一言にやられてしまった。
スマホ全盛デジタルの時代だからこそ、スマホを凌駕する写真が欲しい。
高いものには理由がある。安いものには訳がある。
安いものは自分の持っている価格的価値観よりも低いものということ。
高いものは自分の持っている価格的価値観より高いものということ。
価格的価値観は個人や状況状態により大きく異なる。