四万十ヒノキ 材木商としてのこだわり 2
昨年11月より、高知県と木材協定を結び、
取り扱いを始めた新しいブランド木材を使った家づくりが
10月1日より本格的にいよいよ始まる。
(試験期間として水面下で使っていたのだが・・・・)
日南 飫肥杉に続き、今回は南国土佐から海を越え船でやってくる。
土佐といえば坂本龍馬。なかなかロマンチック。
と言う事で満を持して、ここでご紹介。
「四万十ヒノキ」
四万十ヒノキ — FSC国際森林認証を受けたブランド材
商標登録 第5849345号,第5900971号
※特徴 FSC国際森林認証. 「認定番号 SA-FM/COC-001643」を受けたブランド材
FSC森林認証を受けたブランド材であり、「日本最後の清流」と称される年間を通じて降水量が豊富な高知県四万十川流域の豊かな自然環境「結の森」で育まれており、ほんのりと染まった桜色の美しい色合いと爽やかな香りが特徴の、日本を代表する良質なヒノキ。
※特徴 低温乾燥による独自の製法。 内部割れの抑制や材の熱劣化の抑制
その四万十ヒノキを一般的には高温乾燥で仕上げるところ、日本に数台しかないオーアイ・イノベーション社製の減圧式乾燥機(沸点60℃)を使うことで内部割れの抑制や材の熱劣化の抑制を実現。
※特徴 耐震設計のための許容応力度計算に対応。耐震強度3
四万十ヒノキはJAS構造材であり、農林水産省に登録された民間の登録認証機関が認証した製材工場·販売事業者のみが製造しているため構造用製材の樹種·等級ごとに「木材の基準強度」を定める。そのためJAS製品は、住宅の耐震設計のための許容応力度計算に対応。
※特徴 「フィトンチッド」. 独特の香りによるリラックス効果、
ヒノキ風呂やクローゼットに入れたり消臭スプレーなど、抗菌作用や消臭効果のある「フィトンチッド」が豊富に含まれており、カビやダニなど虫が嫌うさまざまな用途に使用。建築においてもヒノキを使用した建物は、シロアリ処理が不要で安心して住むことができるのも大きな魅力。独特の香りによるリラックス効果、シックハウス症候群など人体に与える影響も無く、清潔な快適な住環境を保つことができる。また 磨けばツルツルの表面になり、ささくれの心配も無い。
※特徴 長期の強度
強度においても千葉大学教授 小原二郎氏の学術報告によると五重塔や東塔に使われているヒノキ材においては、伐採後150~200年かけて強度を増しその後も千年近くにわたり強度を保ち続ける特性を持ち、伐採当時の強度に近いことが証明されている。
主に弊社の土台など構造材として用いられる。
PS 坂本龍馬で有名な脱藩の地 梼原の杉も今回の木材協定により仕入れ可能となった。
「脱藩杉」もとい「龍馬杉」といってもおかしくない。龍馬ファンはいかが ?
また梼原は、今話題 ?の建築家 隈研吾氏の杉を使った建築群があることでも有名。