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代表のつぶやき

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無料 !って「魂の見積書」。

おかわり無料。ドリンク無料、相談無料、食べ放題、クオーカードプレゼント。

アマゾンカードプレゼント。無料ソフト。無料アプリ。ティッシュ無料。試着無料。カタログ無料。無料ダウンロード。

無料駐車券。洗車無料。送料無料。登録無料。入場無料。化粧サンプル無料。試食無料。

会費無料。視聴無料。お食事無料。デザート無料。ドリンク無料サービス。・・・・・・・・

世の中に溢れる心地よい魔法の言葉、無料サービス。

果たして本当に無料なのであろうか?

 

賢明な諸兄ならお分かりであろうが

 

現在の世の中、人間が生きていく上でお金は必要である。今の最低賃金が時給1000円くらい。

ということは人が介在するものはすべてコストがかかっている。

それにガス、電気、水道、店舗家賃、税金など。

世の中に溢れる無料を分類してみると以下のようになる。

 

A .スーパーなどの試食無料。最終的には「返報の法則」に基づき購買心理に働きかけていく。

B. 化粧サンプル無料。カタログ無料。無料ダウンロード。名簿化されDMが送られ本品並びに周辺商品の購買に至る。

C .無料ソフト。無料アプリ。会費無料。視聴無料。試着無料。費用は広告から賄われたり、利便性や有用性に気づき有料サービスまたは購買に至る。

D .おかわり無料。ドリンク無料。ドリンク類の原価率などは10パーセント程度。そもそも価格設定に含まれている。

E .ティッシュ無料。裏に広告が入っていてもらってもらう為の広告。

G.商品カードプレゼント。洗車無料。集客及び名簿集め宣伝広告費として計上される。

F .送料無料。無料駐車券。売り上げ上昇を見込みある一定以上の購買を勧める。

 

と、色々細分化されるがとどのつまり商品を購入してもらう為のもの。

商品を購入していただいて初めてこの無料は有料へと変換される。

では、購入していただけなかった人の無料分はどうなるのだろう。

複製にコストのかからないコピーできるソフトやデータならまだいいのだが、

人間の絡むものは全てコストが生じる。この様なコストは織り込み済みもしくは

悲しいかな商品を購入していただいた大切な人のコストへと多くは転嫁されてしまう。

 

さて我々の業界。

何千万という商品、そして注文住宅という特性上、

目の前には存在せず契約書一枚で契約を行い現物が手に入るのは半年から一年先。

世の中で一番高く定価のない商品。

「はい買います。」と決断する人はほぼいない。

 

ということで、AからFの手法全てがマーケティングとして駆使される。

特に住宅系は以下が主となる。

G. 相談無料。図面無料。見積積算無料。商品カード。キャンペーンサービス。カタログ無料。

当然の如く無料と書かれているが全てコストとなっている。

 

弊社においては家づくりの友人としての対応ということで

物で釣ることは決してしないのがポリシー。

よって

⭕️相談無料。❌図面無料。❌積算無料。❌クオーカード。

❌キャンペーンサービス。⭕️カタログ無料。

 

例えば〇〇カウンター。自社のサイト上でこっそり記載しているが

住宅会社と紹介システムを提携し、参画企業の中から住宅会社を紹介し

契約時、ある一定の契約マージンを住宅会社からいただいていると書いてある。

立派な仲介ビジネスでなのある。

最終的にこのコストはどう転化されるかというと周り回って顧客にコストは転嫁されていく。

怖くてこれ以上は書けない。

 

巷によくあるのが無料でプランニング、無料で見積もり。

自動車よりも多い構成部品や素材を組み合わせ。

何千万という高額商品の図面を一から設計して積算するのに

本当にいいものを作ろうとするのに簡単に無料でできるのであろうか ?

コピー機や自動車などの工業製品ならば見積もりも簡単であろう。

建築設計とはゼロからうんうん唸りながら練り上げて考えるものではないのか?

一生住み続ける住まいである住宅。

本当にそれで心のこもったプラン。根拠のある積算ができるのであろうか?

成約に至らなかった場合のコストは果たして誰がかぶるのであろうか?

 

さて我々においての無料といえば無料相談会。

よくいうと、弁護士事務所や医師の無料相談会に似ている。

要するにお悩み相談。お悩みを聞きアドバイスをする。

こちらは友人に接する様にということで対応させていただいている。

おおかたの解決策を示しさらに進む場合、納得のうえ、有料サービスへと移行していく。

 

なかなかの高額商品。前述のように簡単に「はい買います。」とはいえない。

ということで、ここまでは無料、ここからは有料ということで明確に区分している。

プラン提案そして大まかな概算価格の提示。ここまでは無料となる。

有限の時間は大事な友人のために使いたいし無駄なコストを友人に転嫁させたくない。

 

ここで合意していただいて設計申し込みとなる。

申し込み費用として10万円お預かりして初めて詳細プランへ、

部材一本一本を拾い出した積算となる。

部材一本一本からなる、いうならば「魂の込められた見積書」。

(坪単価×坪数)+オプション=見積もり といった簡易なものではない。

この「魂の込められた見積書」にご納得いただいて初めてご契約となる。

 

世の中に無料のものは存在しない。あるとすれば母親の愛情のみである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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