キューブ型住宅に関する提言。
最近、街中でよく見るのがキューブ型の住宅。
元々、建築家住宅において多用されていたが
ここ数年、住宅会社のトレンドでもある。
弊社でも、
建築主のご要望に応じてキューブ型住宅の施工は行うが
ここで注意すべき要点が何点かある。
ここをしっかり守らないと、失敗することとなる。
ちょうど今週来週と、キューブタイプの完成見学会ということで
私たちの回答となる好例とも言える。
※弊社施工例。
参考までに整理することにしよう。
軒がない場合は、外壁の素材を雨風によって汚れにくいガルバニュウム鋼板などの素材を使うことをお勧めする。
また窓周りの防水をしっかりする事。
屋根と壁の材料の取り合いに関して木造住宅の耐久性維持の為、
通気をとりながらしっかり防水すること。
特に屋根と壁の接合部の処理が大切となる。
また、窓周りの防水や日射の問題に関しては
窓庇をつけることによってクリアーできる場合がある。
以上となる。
意外とこれらの施工ができていない流行りだけで形だけなぞった
キューブ型住宅が散見される。
雨仕舞いの問題などとても危険な問題を内包している。
重要な建築装置としての軒の効用に関してはYouTube動画を作っているので
参考にして頂きたい。