15年前に200万で買った車が800万円
モデルハウスにおいてある車
1976年式 つまり約50年前の車である。
大学生の頃憧れていた車で1986年当時は200万円ほどしていた。
学生の身分故、憧れのみで買えなかったがいつか欲しいと考えていた。
憧れの車を手に入れるためモデルハウスを作ってしまった。
ガレージタイプのモデルハウスを建てるという大義名分で
15年前に200万で手に入れた。
その車が今800万円になっている。
値段が落ちないどころか、ここ最近跳ね上がっている。
ポンコツでスクラップとなる車もあるがビンテージとなる車もある。
その差は何であろうか ?
今の家は20年後一律に0になる。複雑な心境。
そこまでは言わないが資産形成としてできる家を作りたい。
車ではないが残価設定の高い家。流行り廃りのない家。ビンテージとなる家。
京都の街並み、外観は家の顔であり街の風景でもあり資産でもある。
自分たちが住んで終わりではない。住み継いでもらえるものにしなければならない。
そのためにも長期における数度の地震にも耐えうるものとしなければならない。
住み続けられる家、耐震等級は最高の3は必須。
間取りに関しても自分のエゴで建てる家ではなく。敷地を読み解き最適解を出す。
身内だけではない。
後世の人にも自信を持って住んでもらえるような暮らしやすい家でなくてはならない。
そして一時の流行りのデザインで家を建てはいけない。流行は陳腐化を生む。
地域の景観にしっとり馴染む家。
「シン 古民家」
ちなみに第三者がいい家だなーと思うのはどこであるかというと
まずは外観である。
中は暮らす人のみ知るものである。
壊すにもお金がかかる現代。
資産ではなく負債になる家を建ててはいけない。