新春に想う。
新年明けましておめでとうございます。
年末年始はもっぱら読書や映画鑑賞に明け暮れておりました。
この歳になるとどうしても昭和が恋しくなってしまいます。
ここ数年ハマっているのが高倉健さんの映画。
映像の中にしっかりと昭和が残っております。
人々の暮らし、昭和の風景や建物、人情風情思いやり。
もしかして、効率や利便性の中
私たちは大切なものを無くしていったのかもしれないと後悔の念に打たれてしまいます。
私がいうのも、おこがましいのですが
高倉健さんの映画に一貫しているものは何かというと
派手さはないが人間の一途な思いが脈々とながれている、そこに感銘を打たさせられます。
不利になるけど、無駄になるけど、効率的ではないけれど相手のことを想う。
と現代の世情を真逆をいくものです。
映画の中に出てくる建物や風景もとっても素敵です。
健さんの着る服も派手ではなく、昔から来ているような服でもしっかりとした物。
とにかく絵になる佇まいが惚れ惚れいたします。
私たちの生業は家を作るということですが、そんな家を作りたいと心に思わされる新年です。