衣、食、住。
物の価値について
物の価値の方程式。
短時間に大量に作られるものは一つあたりにかけられるコストが結果として少なくなり、割安のコストで仕上げられる。
短時間で作られるゆえ人の手があまりかからない。人の手をかけられない。
多くの時間がかかり、少量生産のものはコスト高となる。
人の手がかかるゆえ時間を要する。
ということは、コスト=人の手である。
これが基本の方程式。
コスト=人の手 を少なくしていくには機械化、工業化、化学の力が求められる。
しかし人の手がかからない工場などにおいては燃料代の上昇がコスト高となる。
人の手がかかったとしても労働コストや為替レートの有利なところで生産すると安くなる。
反対に為替レートにより価格が上がったり下がったりする。
イメージしやすいのはマクドナルドやユニクロ。ほとんどワールドワイドの工業製品 ?
添加物だらけの長期保存のきく大量生産の食べ物。
為替(紙幣)とは国に対する信用価値評価で決まる。株も企業の価値評価で変動する。
反対に金は価値そのもの。よって海外では金や銀の食器や壺などを重宝する。
土地、希少性や立地などの人気の度合いで変動する。
住宅、特に海外においてはお手入れの具合で変動する。よって庭の手入れやDIYが盛んである。
ただし日本においては悲しいかな15年程度で銀行評価は0となる。
20万円もするハイブランドのTシャツ
こちらは物を買うというよりもブランド信仰、価値(信用)を買うということ。
数千万円もする腕時計やダイアモンド等、こちらの本来の目的は持ち歩ける金融資産である。
カジノなどで換金が可能となったり、政治不安の多い国では持ち歩くことができ有用である。
ということで、これらは海外においては誇示というよりも換金性や持ち歩けることに意味がある。
億を超える別荘や邸宅、マンションこれらは住まいというよりも金融資産である。
飛ぶこともできないスーパーカー、こちらも利殖を見込んだ金融資産であり節税資産。医者や弁護士税理士の得意技。好きで乗るというよりも売却時の損金処理のリターンが大きい。ついでに愛でることもできる。また一定のソサエティーに属すための会員証にもなる。
格安スーパーなどの商品は見切り商品を大量に現金で仕入れてきて大量に売り捌くことで可能となる。
今、話題の格安ピザなどはフロント商品として集客の為の客寄せや話題性によるメディア効果で安くすることとなる。取材は数千万以上の取材CM効果がある。
純粋に安い価格のものは安くないと売れないという真因がある。でも長続きはしない。
特徴がなく競争の激しい商品は安くなる傾向にある。
人気のあるものは高くても売れ、安くても見向きもされないものもある。
ということで
様々な要因で価格が設定される。
さて衣、食、住に関して。
4~5年で消費焼却されたり、流行や最悪気に入らなければ処分もできる衣類。
4~5日程度で消費される食物、ただし直接体に入るもの。
40年~50年使われつづける住まい。
人々はどんな消費行動を選ぶであろう。