経営者の思い 〜スタッフも家づくりをされる方も笑顔になれる会社を目指して〜

 

今日は建国記念日。国民の休日でもあります。

家づくりに関しての想い。

家づくりは単に「建物をつくる」ことではなく、「人が心から安心して暮らせる環境をつくること」だと私は考えています。そのためには、家づくりをされる方だけでなく、そこで働くスタッフも安心して働ける環境を整えることが何よりも大切だと思っています。

弊社では、多くの女性スタッフが活躍しており、その中には子育て世代のお母さんもたくさん在籍しています。妊娠、出産、育児といった人生の大切なステージの中で、仕事と家庭を両立することが難しくなるのは避けられません。ですが、それを理由にキャリアを諦めたり、家庭とのバランスに悩んでしまうのはとてももったいないことです。

住宅業界の習慣ならびに接客業においては、土日祝日の出勤が当たり前の習わしとなっています。しかし、私はこの常識を何とか変えていきたいと考えています。せっかくの日曜日、お母さんは仕事で子どもは寂しくお留守番——そんな状況を少しでも減らし、家族が一緒に過ごせる時間を増やしたいのです。働くお母さんや子どもたちが、もっと安心して過ごせる社会をつくるため、弊社では「女性スタッフが安心して働き続けられる会社」を目指し、さまざまな取り組みを行っています。そのひとつが、女性スタッフが日曜日にしっかりとお休みを取れるようにすること。家づくりをされる方との打ち合わせは、できる限り平日や土曜日に集中させることで、スタッフが家族との時間をしっかり確保できるよう工夫しています。

もちろん、若手の独身スタッフや子育てを終えたスタッフの中には、日曜日の出勤を厭わないという人もいます。そのため、柔軟なシフト調整を行いながら、スタッフ一人ひとりの状況に合わせた働き方ができる環境づくりを心掛けています。

この取り組みは、SDGs（持続可能な開発目標）の「ジェンダー平等を実現しよう（目標5）」にもつながる大切な活動です。私たちは、性別に関係なく誰もが安心して働ける社会を目指し、家づくりをされる方にとってもより良いサービスを提供できるよう努めています。

もちろん、業務の都合上、打ち合わせの日程調整が必要な場合もありますが、家づくりをされる方のご理解とご協力があってこそ、私たちの取り組みが成り立ちます。これからも「家づくりをされる方の理想の住まいづくり」と「スタッフの働きやすさ」の両立を目指し、より良い環境をつくってまいります。

また、これからも多様な働き方を尊重し、スタッフがやりがいを持って働ける会社づくりに力を入れてまいります。そして、家づくりをされる方にとっても、私たちのサービスが「心から頼れる存在」となれるよう、誠心誠意取り組んでまいります。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

長崎材木店一級建築士事務所
代表取締役 長崎秀人